四択問題の復習法|正解の理由と誤りの条件を比べる
選択肢の番号を覚えず、主語・条件・程度・時点のどこで結論が変わるかを整理する方法を示します。
執筆:LavaCount執筆者チーム
解説の対象時点:2026年4月1日
情報を確認した日:2026年10月26日
学習に残す
選択肢の番号を覚えず、主語・条件・程度・時点のどこで結論が変わるかを整理する方法を示します。
執筆:LavaCount執筆者チーム
解説の対象時点:2026年4月1日
情報を確認した日:2026年10月26日
学習に残す
四択問題を繰り返すと、説明より先に選択肢の位置を覚えてしまうことがあります。復習では、選んだ番号を隠して、正しい文章になる条件を説明します。会計、監査、会社法の問題では、似た用語を使っていても、主語や対象の範囲が違うだけで結論が変わることがあります。
最初の記録は「正解したか」に加え、「根拠を説明できたか」「迷った選択肢は何か」です。偶然正解した場合も、迷いの理由を残しておけば、読み直す場所を選べます。
選択肢を、誰についての説明か、どの条件の説明か、どの程度まで述べているか、いつの話かに分けます。例えば監査で「合理的な保証」とある説明を「完全な保証」へ置き換えれば、語句が一つ変わっただけでも意味が変わります。強い言葉があるだけで機械的に誤りと決めず、基準の内容と照合します。
会社法では、公開会社、取締役会設置会社、株券発行会社などの条件を丸で囲みます。主語が株主なのか会社なのかを変えると、誰に対する要件かも変わる場合があります。文章全体を雰囲気で判断しないことが大切です。
不適切な選択肢は、どこをどう直せば適切になるかを書きます。「これは違う」で終えるより、誤りが条件の不足か、主体の入替えか、結論の広げ過ぎかを説明します。ただし、複数箇所に誤りがある場合もあるため、一語だけ直せば必ず正しい文章になるとは考えません。
例として「監査人は会社の将来の黒字を保証する」という説明なら、監査の対象と保証の範囲を見直します。財務諸表の重要な表示について意見を表明する業務であることへ戻り、将来の利益そのものの保証と混ぜないようにします。
解説を読んだら、基準や法令の資料名と該当箇所を確認します。全文を暗記する必要はありませんが、どの条件を確かめたかは残します。正答の解説にない別の条件が気になった場合も、適用範囲をそろえて読みます。
再挑戦の際は選択肢の順番に頼らず、まず自分で短い正しい説明を作ってから選びます。確認の問いは「別の選択肢を選ばなかった理由を一つ言えるか」です。理由が言えなければ、正解の記録を増やすより、迷った条件を読み直す方が次の判断につながります。
二つの候補で迷った場合は、共通して正しい部分を消して、違う条件だけを残します。残った差を基準や条文と比べることで、長い文章全体を繰り返し読むより判断箇所を絞れます。
公認会計士短答式試験 / 監査論
監査の目的と監査人の責任の基本を説明し、問題に答える
監査の目的と監査人の責任